PhishER Plusの機能
プロアクティブなフィッシング対策
数の多さを強みに。KnowBe4 Threat Research Labと世界中にあるKnowBe4のエンドユーザーネットワークを活用し、進化する新たなフィッシングやソーシャルエンジニアリング攻撃から企業や組織を守りましょう。
PhishER Plusのグローバルブロックリスト機能を使えば、PhishER Plusコンソールを離れることなく組織独自のブロックリストを簡単に作成し、Microsoft 365メールフィルターを劇的に改善することができます。トレーニングを受けた1,000万人以上のユーザーからクラウドソースされた検証済みの脅威のブロックリストエントリーを利用し、これと一致するメッセージをユーザーが受信しないよう自動的にブロックします。
脅威フィードはKnowBe4が管理し、継続的にアップデートされます。Microsoft 365メールサーバーとの同期も可能です。また、クラウドソースではなく自分専用のMicrosoft 365のブロックリストを利用することもできます。
グローバルPhishRIPはMicrosoft 365やGoogle Workspaceと連携したメール検疫機能です。これによりインシデント対応チームは迅速かつ容易に問題に対処することができます。
グローバルPhishRIPがあれば、特定された脅威をすべてのユーザーのメールボックスから削除し、報告されていない脅威を予防することができます。また、データの削除、隔離、また正当なメールの復元など、将来的な脅威からユーザーを保護するための機能が詰まっています。他のPhishER Plusユーザーが企業や組織のメールボックスから各自削除したフィッシングの脅威と一致するメッセージは、その後KnowBe4 Threat Research Labによる検証を受けます。メッセージは自動的に隔離され、ユーザーのすべての受信トレイから削除されます。
PhishER Plusは、従業員から報告されたメッセージをClean(正常)、Spam(スパム)、Threat(脅威)の3つのカテゴリーに分類します。優先順位の高いものをアサインできるYARAルールを使用して、PhishER Plusができるだけ少ない人手で、できるだけ多くのメッセージに自動的に優先順位を付けるプロセスの開発を支援します。PhishER Plusは、報告されたメッセージの属性を確認し、優先順位に基づいて最も重要なメッセージをランク付けすることで、チームが最も危険な脅威に迅速に対応できるようにします。
緊急対策室は、ユーザーから報告されたメッセージと類似したメッセージの識別を支援します。PhishER Plusはこれらのメッセージを共通項によって動的にグループ化し、上位件名(Top Subject Lines)、上位送信者(Top Senders)、上位添付ファイル(Top Attachments)、上位URL(Top URLs)といった具合にメッセージを事前フィルタリングし、システムビューで表示します。各緊急対策室はインタラクティブ仕様で、フィルタリングされた受信ボックスビューにドリルダウンし、関連するすべてのメッセージに対してアクションを起こすことができます。
PhishER PlusのAPI統合と複数のsyslog出力先のサポートを利用して、PhishER Plusを既存のセキュリティスタック製品と接続し、一般的なメールセキュリティ、脅威インテリジェンス、チケッティングやSIEMプラットフォームにデータをプッシュすることができます。さらに、PhishER Plusからイベントを送信し、KnowBe4プラットフォームのタイムラインにこれを追加することもできます。これらのイベントを利用すると、特定のフィッシングやトレーニングキャンペーンをカスタマイズし、Phish Alert Buttonから不審なメールを特定し報告できるようになります。またPhishER Plusは、添付ファイルや悪意あるドメインを解析するためにVirusTotalのような外部サービスと連携することもできます。
PhishMLはPhishER Plusの機械学習モジュールです。メッセージの優先順位付けプロセスの最初に、ユーザーから報告される不審なメッセージを特定し、評価します。また、PhishER Plusプラットフォームに入ってくるすべてのメッセージを分析し、優先順位付けのプロセスをより簡単、迅速、かつ正確にするための情報を提供します。
PhishMLは、担当者やPhishER Plusユーザーコミュニティの他のメンバーによってタグ付けされたメッセージに基づき、常に学習しています。つまり、学習モデルは常に新しいデータを与えられ、その精度を向上します。さらに多くのメッセージをPhishER Plusの分類に基づいて自動的に優先順位付けすることができるため、時間を節約することができます。
ユーザーから報告されたフィッシング攻撃を、KnowBe4プラットフォーム上で自動的に安全なフィッシングキャンペーンのシミュレーションに変換します。PhishFlipを使うことで、今発生している個人宛の危険な攻撃を無害化し、逆に社内でのメール演習としてタイムリーに使用することができます。
PhishER Plus Threat Intelは、KnowBe4のPhishER Plusに追加された新機能です。インターネット上のレピュテーションデータをユーザーに即座に提供し、ウェブ脅威に対し自動で適切に対応します。